【エイジング毛】という言葉聞いた事ありますか?テレビや雑誌でもよく目にしたり、耳にすることもあるんじゃないでしょうか。
エイジング=時を経るという意味で、【老化】と言われることもあります。
【エイジング毛=老化した髪の毛】という意味になります。
髪の毛や頭皮が老化するとどんな症状が現れるかというと、
- 髪がまとまりにくくなった。
- うねりが出るようになった。
- ボリュームがなくなってきた。
- ツヤがなくなってきた。
- 若い頃に比べて髪質が変わってきた。
- 分け目が気になる。
- 髪が細くなってきた。
- 抜け毛が気になる。
- 白髪が増えてきた。
以上のようなお悩みが必ず出てきます。早いと30代から始まり、加齢が進むにつれてお悩みが一つには絞りきれなくなるほど、複合的にエイジング現象が現れてきます。
美容を研究しているいろんなメーカーが髪の毛や頭皮の老化について研究していますが、今回はミルボンのエイジングの研究をご紹介します。

スカルプフローラに着目
腸内フローラという言葉を聞いた事ありますか?腸内フローラとは腸内の細菌の事なんですが、スカルプフローラとは、頭皮の表面にある細菌群(スカルプフローラ)のことです。頭皮表面の細菌のバランスが崩れたり、悪玉菌が増殖することによって、頭皮や髪の毛の老化が始まると言われています。
エンテロコッカス=老化菌
836名の頭皮の細菌を調べ、見つかった菌の数はなんと920種類!この膨大な量を機械学習で精査したところ、頭皮と髪の毛でエイジング現象の進行が激しい人ほど、エンテロコッカスという菌が多く生息していたことを発見しました。
エンテロコッカスはまず頭皮(角化細胞)を老化させ、髪の毛を作るのに重要な毛包の働きを弱らせます。
毛包の働きが弱まると、髪の毛にエイジング現象が顕著に現れてきます。
老化菌への対策
エンテロコッカス(老化菌)が多く生息していると頭皮の老化、髪の毛の老化が進行していくので、まずエンテロコッカス(老化菌)を減らす事。
頭皮の老化を抑える事が必要になります。
家でできる老化菌を抑えるケア
ドライヤーでしっかり乾かす。
頭皮や髪の毛が濡れた状態で放置すると、頭皮の菌が増殖する傾向があります。お風呂から上がった後は、しっかり地肌からドライヤーで乾かしたり、汗をかいた後は放置せずにシャンプーをしましょう。そうする事で健康な地肌と髪の毛を保つ事ができます。
抗酸化力を高める食事
頭皮の老化を抑えるには、抗酸化力の高まる食事を意識して取る事がオススメです。頭皮だけではなく、肌の状態も良くなってきます。
- βカロチン(人参・ほうれん草・わかめ)
- ビタミンC(アセロラ・レモン・ピーマン)
- ビタミンE(アボカド・かぼちゃ・アーモンド)
など、意識して取るようにすると良いでしょう。
FORTICE(フォルティス)
今回MILBONが老化菌に着目して作ったシャンプー・トリートメントが【フォルティス】と言います。
頭皮への役割
老化菌の増殖を抑制(BT−クリア・エレメンツ)
頭皮の老化抑制(CT−ケア・エレメンツ)
保湿
こちらの製品はAujuaというブランドのラインの一つになります。全国でも限られた店舗にしか置いてないので、Aujua取り扱いのお店を探してみてください。山口県防府市の方は当店に置いてますのでお問い合わせください。
まとめ
僕の担当しているお客様でも、年齢とともに髪質が変わってきたというお客様が本当に多くなったなと感じています。
ボリュームがなくなってきた、ハリコシがなくなってきた、うねりが出てきた。こんなお悩みがあると、普段のお手入れも難しくなって自分の理想とするヘアスタイルができないなんて事にもなると思います。
髪の毛で5歳若く見える、10歳若く見えるというのはよくある事で、これからどんどん良い商品が出てきて、ケアしている人としてない人で間違いなく大きな差が出てくるでしょう。僕自身もお客様に最新の情報が伝えられるように勉強していきます!!